photoshopで人物写真を肖像画風に仕上げる方法。

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人物写真を絵画や油絵の肖像画のように加工したい場合にはphotoshopのフィルターを活用することで思い思いの画風に仕上げることが可能です。

ここではカットアウトと油彩フィルターを併用し指先ツールでなじませることで、わざとらしさを残さずに肖像画風にする方法を解説します

指先ツールでなじませるのは手間とちょっとした技術が必要になりますが、元々写真だったとは思えない仕上がりにするためにはこのひと手間を惜しまないことがポイント

Photoshop CS6使用写真素材
所要時間の目安20分男性の顔アップ
画面サイズ1100×1600:解像度300pixel/inch明るく立体的にする工程 》

人物写真を肖像画風に仕上げる方法

背景を2つ複製し最前面のレイヤーを一旦非表示

背景を2つ複製

2つ目のレイヤーにフィルターのカットアウトをかける

カットアウト

最前面のレイヤーにフィルターの油彩をかける

油彩

プレビューで確認しながら調整。

プレビューで確認

油彩をかけた最前面レイヤーの不透明度を60%に落として、2つ目のレイヤーと統合

不透明度60%

カットアウトで浮き出た色の境界線を指先ツールでなじませる

境界線をなじませる

こんな感じ。

なじませるイメージ

目元部分など細かい部分は指先ツールのサイズを調整しラインを意識しながらうまく馴染ませていく

目元

けっこう手間がかかりますが全体を馴染ませると肖像画っぽくなってきました

全体イメージ

肖像画っぽくなってきたレイヤーを複製しハイパスをかける

ハイパス

描画モードをオーバーレイに変更

オーバーレイ

さらにフィルターのノイズをニュアンスで加えてレイヤーを統合

ノイズをかける

再びレイヤーを複製し彩度を落とし明るさ・コントラストを調整

コントラスト調整

描画モードをソフトライトに変更し、色相・彩度の□色相の統一にチェックを入れ色相を調整

ソフトライト&色相調整

人物写真が肖像画のような印象に変わりました

明るく立体的な印象topへ戻るカラーハーフトーン設定

スリームデザイン

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1978年夏生まれの熱しやすく冷めやすいB型。群馬県在住の累計360万PVブロガー。趣味はデザインとマーケティングと玄米ご飯。 フリーランス時代に独学で身に...

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小笠原広記

1978年夏生まれの熱しやすく冷めやすいB型。群馬県在住の累計360万PVブロガー。趣味はデザインと玄米ご飯。

 

フリーランス時代に独学で身に付けた技術を活かし、世界規模のデザインコンテストで日本人初の大賞を受賞&Photoshopの専門書を出版。

 

ブログ集客のエキスパートとして企業や個人のコンサルティングをしながら、コンテンツマーケティングやコピーライティングを手掛けるブログマーケターである。