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何をするにもやる気が起きない・・そんなときに「モチベーションの上げ方」と検索する前に自分に問いかけたい3つの質問とは?

3分の話

起業して成功したい!そのためには”やらなければならない”ことがたくさんあることも分かっている。」それなのに、どうしてもやる気がおきない・・そんな時は「モチベーションの上げ方」といったキーワードで検索したくなるものだ。

たしかに、モチベーションさえ上げることができれば、成功するためにやらなければならないことにも、積極的に取り組めるようになるだろう。

しかし、そもそもあなたが必要としているのは本当にモチベーション(やる気)なのか?それとも、もしかしたらパッション(情熱)なのかもしれない。「モチベーションとパッションの違い」この違いがわからないままでは、いくらモチベーションを上げようとしたところで、根本的な解決にはたどり着けないかもしれない。それはなぜか?

モチベーションには「外発的動機付け」と「内発的動機付け」がある

会社に勤めていれば、上司から「お前にはやる気が感じられない!」といったことや「お前には情熱がないのか?」と言われたことがあるかもしれない。しかし、その上司すら「やる気」と「情熱」という言葉を混同している可能性がある

そもそも、やる気と情熱は全く違う。やる気とはつまり”動機付け”のことだ。そして動機付けには「外発的動機付け」と「内発的動機付け」との2つがある。

社会で生きていくためには嫌な仕事でもしなければならない。そんな嫌な仕事でも、給料がもらえる(インセンティブ)という外発的動機付けがあるからこそ、早起きして会社に向かうことができる

また、良い仕事をすれば(成果を出せば)上司から評価をされ、同僚や部下から賞賛される。そんな自分の姿を想像するのも外発的動機付けである。逆に、数字を作らなければ上司に怒られる。「だからやるしかない・・」という、苦を避けるために行動を起こすことも外発的動機付けだ。

一方で、難しい問題が内在する仕事に対しても、ゲームをクリアしていくかのように自発的に仕事に取り組み、自己の成長を楽しむことができる人もいる。彼らの行動は、給料や他者からの評価のためだけではなく、内発的動機付けによって支えられていると言える。

つまり、内発的動機付けによって行動できれば良いわけだが、そう単純にはいかない。いや、正確に言えば”世の中の仕組み”がそうさせてくれないのだ。

「会社が評価してくれないからやる気が出ない!」のは本当か?

今の社会は「仕事をすることによって対価をもらう」という外発的動機付けによる仕組みで成り立っている。「そもそも、うちの会社はオレの仕事をぜんぜん評価していない。給料だって上がらないんだからやる気なんか出るわけがない」それも当然だ。

給料をもらえなければ仕事をする意味がない。仕事ができるやつにはどんどん仕事を与えて昇給・昇進させたり、多くの数字を叩き出す営業マンには歩合給で還元する。

そんな、自分がやった仕事の成果を正当に評価し、インセンティブを支給してくれるような会社なら、いつだって”やる気”は出るものだ

と、思いたい。そう思いたい気持ちはわかるが、本当にそうだろうか?多くの給料さえもらえれば、ずーっとやる気ビンビンでいられるだろうか?

今の会社に勤め始めた頃のことを思い出して欲しい。1つの仕事を必死で覚えて成果につながった時。そこには、純粋な喜びがあっただろう。そのとき、たしかに給料以外の何か?そう、内発的動機付けがあったはずだ

それなのに、いつのまにかやる気は失せ「結局、やる気が出ないのを会社のせいにしている自分が悪い・・」と考え込んでしまっているかもしれない。でも、そんなに悲観することはない。なぜなら、それにはそうなる理由があるからだ。

インセンティブがもたらす意外なアンダーマイニング現象について

ダニエル・ピンクのモチベーション3.0という書籍の中で、「報酬の隠された代償(コスト)」という、こんな研究結果が紹介されている。

幼稚園児を3つのグループに分けて絵を描かせる実験を行った。1つ目のグループには前もって「絵を書くと賞状がもらえる」と伝える。2つ目のグループは「絵を描きたいか?」とだけ伝え、絵を描き終えてから賞状を渡す。3つ目のグループは「絵を描きたいか?」と伝え、絵が描き終えても何ももらえない

研究者は2週間後の幼稚園児たちの様子を観察したところ、「賞状をもらえることを知らない2のグループ」と「絵を書いても何ももらえない3のグループ」の園児たちは、実験前と同じくらいたくさんの絵を熱心に描いていた。

しかし、「賞状がもらえることを知っていた1のグループ」の園児たちは、絵に対する興味を失い絵を描く時間も格段に減ってしまった。

つまり、純粋に絵を描くことを楽しむのではなく、賞状をもらうために絵を描くという動機がすり替わってしまい、遊びが仕事に変わってしまったのだ

アンダーマイニング現象は、内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象である。 wikipedia

これは、もちろん幼稚園児に限ったことではない。心機一転、新しい仕事についたときには「この会社で何かやってやる!」といったモチベーションに溢れていても、毎月もらえる給料というインセンティブによって、逆にやる気が失せてしまうことがあるのだ。

むしろ純粋な園児たちよりも、大人である私たちのほうが露骨にアンダーマイニング現象が発動する可能性が高いのかもしれない

人は、他人の意欲をかき立てて行動を促し、そこから利益を得ようとして報酬を用いるが、かえって活動に対する内発的動機づけを失わせるという、意図せね隠された代償を払う場合が多い。 モチベーション3.0

つまり、「仕事に対して報酬が支払われる。」というこの社会全体が、本来誰しもが持っている”やる気”を、無意識のうちに失わせてしまう仕組みになっていると言える

外発的動機付けはルーチンワークで機能するし、初動に活用したっていい!

ここまでの話は、なにも「外発的動機付け」が悪くて「内発的動機付け」が良いということではない。仕事の手順が定められていて、正確性が求められるようなルーチンワークの場合には、報酬によってモチベーションを高めることができる(効率も上がる)という結果も出ている

実際に、仕事の正確性や効率化が求められる資本主義の時代は「インセンティブによって経済が支えられている(いた)」と言ってもおかしくないだろう。

ようするにこういうことだ。やることは分かっている。手順も決まっている。仕事の内容は完全に把握している。そんなルーチンワークや左脳系の課題に対しては「このタスクを完了したらチョコレートを食べよう!」といったインセンティブは機能し”やる気”を起こすことができる。つまり、自分にご褒美を与えるのも有効なのだ。

それに、語弊があるかもしれないが・・もし起業したいと思っているなら「もっとお金が欲しい!」「あの人すごい!って言われたい」みたいな単純な動機で始めたっていい。

なぜなら、あまりにも高貴な理念を掲げてしまうと「自分なんかまだまだ・・」「まだこれといった情熱を持てることが見つからない。」となって、行動を永遠と先送りにしてしまうからだ。

お金だけをモチベーションにし続けていくことは困難になっていく

どんな動機であろうとも、起業してしまえばそれこそ給料もない。「社長さん!」と呼ばれて良い気分になりたいのであれば十分な成果を出さなくてはならない。つまり、起業してそうそうに外発的動機付けを探すこと自体が難しいし、アンダーマイニング現象が発動する余裕すらない

そのかわり、苦戦しながらも1つの成果につながった時の喜びを感じたり、自分の成長を噛み締めながら1歩、1歩。その歩みを進めることができる。

問題なのは、理想とする報酬(インセンティブ)が発生するようになってからだ。毎月十分な収入が入ってくるようになり、理想としていたことが現実になってきたころから、アンダーマイニングがこっそりと忍び寄ってくる。

今よりももっと行動すれば、もっともっとお金が入ってくることはわかっている。つまり賞状がもらえることがわかっている。わかっているのになぜかやる気が出ない。。スタートアップ時には苦戦しながらも創造性を発揮していたのに、今では”お金を稼ぐための仕事”でしかない。これを燃え尽き症候群というのだろうか

ここで言いたいのは、起業しようとおもう動機は「お金」でもいいが・・

“お金だけ”をモチベーションにし続けていくことは、徐々に困難になっていくということだ。(一万円札のデザイン、肌ざわり、匂いといったお金そのものが大好きという人でない限り)

自分で自分にインセンティブを与えて燃え尽きないために。

ルーチンワークであれば、自分なりの外発的動機付けを工夫することでモチベーションを高めることができる。しかし、今の世の中では、単純作業は機械やソフトウェアがやってくれるし、猛烈な勢いで進化し続けるAI(人口知能)によって、ルーチンワークだけで給料がもらえる仕事は確実に減っていく。

それに、起業して商品やサービスを作ること。セールスやマーケティングを行うこと。社員を雇ってマネジメントしていくこと。その多くがルーチンワークではない。右脳を使った”創造的な活動”であったり、他者の感情に触れる”共感力”などが試されるはずだ。残念ながらこういった取り組みには、外発的動機付けは機能しない

つまり、あたなが今必要としているのは、モチベーションではなく「自分の力を試したい!」「可能性を信じて自分の世界を作りたい!」といった、社会的成功による評価やお金では得ることができない”動機付け以外の何か”ではないだろうか?

そこで、あたらめて自分の”情熱”を確認する必要が出てくる。「情熱・・」この言葉もとても抽象的だ。

それは、ワクワクするような”好奇心”かもしれない。それとも、ハイテンションなソレとは違う”静寂なる確信”かもしれない。もしくは、自分がこの世に生まれてきて成すべきことへの気づきというか・・

つまるところ情熱なのだが、他人から「情熱を持て!」と言われてもそう簡単に持てるものでもない。むしろ持とうとするから持てなくなってしまう。すると「はてどうしたものか?」となってしまうだろう。

そもそも情熱とはなんなのか?

ここで一旦整理しよう。モチベーション(やる気)とパッション(情熱)は全く別物であり、モチベーションは”動機付け”である。そして、パッションとは持つものではなく内側から溢れ出し”注ぐもの”だ

この違いを理解することが、とても重要な意味を持つ。

では、「注ぐというのはどういうことか?」ふつふつと沸き立つ熱いお湯をカップラーメンに注ぐためには、カップラーメンという注ぐべき”対象”がなくてはならない。カップラーメンでは例えが悪い?では、例えを変えよう。

あなたに子供がいるのであれば、「その愛情はどこから生まれてどこに注がれているだろうか?」情熱とは、この愛情と同じように、持とうとして持てるものではなく、注ぐ対象の存在があってはじめて、どこからともなく溢れ出してくるものだ。

子供はいないから良くわからない?では、片思いをしたことはあるだろうか?恋人と遠距離恋愛をしたことは?相手を想うだけで、どうしようもない想いが溢れてしまったことがあるだろう。「気が付いた時には新幹線に飛び乗ってしまっていた!」これが動機付けを必要としない”行動力の源泉”である。

パッション(情熱)は持つものではなく注ぐべき対象を明確にすることだ。

あなたの情熱が内側から溢れ出しくるようにするためには、その情熱を、注ぐべき対象を、明確にしなければならない。そして明確にするというのは、頭で考えていること。胸で感じていることを内側にとどめておくのではなく、自分の目の前に(目に見える形として)言語化・可視化するということだ

今かすかに胸で感じていることを言語化・可視化するなんて、とても単純だ。単純だが簡単ではない。簡単ではないが、とりあえずやってみることに意義がある。

なぜなら、それをしたときにようやくあなたが情熱を注ぐべき対象の存在を知ることになるからだ

いや、やるべきことはわかってるから、自分はわざわざ言語化しなくても大丈夫だよ」私もそう思っていた。たしかに胸骨の中心あたりに沸き立つものを感じているので、それでOKだと思っていた。

しかし、とある3つの質問がきっかけで、言語化しなくてはならなくなった。

「ちょっと面倒だなぁ・・」と思いつつ、ちょちょいと書こうと思ったら全然出てこない・・いや、1つ目の質問はそこそこスっと出てきたのだが、2つ目、3つ目を出して、さらにその全ての答えを、自分が納得しきるまで言葉を洗練させるまでには、たぶん3時間はかかってしまった。

そして、”情熱”という言葉の意味を知ることになった。私自身が全身全霊で情熱を注ぐべき対象が明確になった。

自分の目の前に愛するべき存在があるとき、とめどなく愛情が溢れ出すように。情熱を注ぎ込むべき対象を、自分の目の前に造り出したとき、ようやくロウソクの火がボッと燃え、その対象へ注ぎ込むための情熱が湧いてくる

そこにあるのは、フッと吹けば消えてしまいそうな微かな灯火だ。その灯火が消えてしまう前に、今すぐあなたの意識で救わなければならない。なぜなら、あなたが意識を向けたその瞬間に、ソレ(対象)に想いが宿り、現実が創られていくからだ。

とても重要なので、もう1度言おう。「こんな彼女が欲しい」と頭の中で想像しているだけでは、愛情は生まれてこない。しかし、理想とする女性が目の間に現れた瞬間から、とめどないエネルギーが湧いてきて愛情が育まれていく。情熱もそれと同じだ。

もしあなたが今、やる気が出ない。モチベーションが上がらないと感じていたり、情熱を持ちたいと思っているのであれば、情熱を持とうとするのではなく、3つの質問に答えて情熱を注ぐべき対象を明確にすればいい

そこで出すべき答えに正解はない。限界を定める必要もない。他人が見て意味が分からなくたっていい。自分自身が腑に落ちて納得できればそれでいい。

3つの質問は、誰しもが1度は自分自身に問いかけたことがあるシンプルな質問だ。しかも、その3つの質問は3つとも同じ質問だ。その質問が知りたければ、ロバート・G・アレンとビジネスパートナーでもある「キングスマン」が教えてくれている↓

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スリームデザイン

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1978年夏生まれの熱しやすく冷めやすいB型。群馬県在住の累計360万PVブロガー。趣味はデザインとマーケティングと玄米ご飯。 フリーランス時代に独学で身に...

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小笠原広記

1978年夏生まれの熱しやすく冷めやすいB型。群馬県在住の累計360万PVブロガー。趣味はデザインと玄米ご飯。

 

フリーランス時代に独学で身に付けた技術を活かし、世界規模のデザインコンテストで日本人初の大賞を受賞&Photoshopの専門書を出版。

 

ブログ集客のエキスパートとして企業や個人のコンサルティングをしながら、コンテンツマーケティングやコピーライティングを手掛けるブログマーケターである。