ブロガーのやりたいことが「全部のせっ!」のWordPressテーマ【MAG】を徹底検証してみて分かったこと。

WordPress有料テーマのなかでもデザイン性とユーザビリティーで日本を牽引し続けているTCDから、ブロガーのやりたいことが「全部のせっ!」のWordpressテーマ【MAG】が登場しました。
以前、私が愛用していた「BlogPress」の進化版にあたる【MAG】。現在スリームデザインでは、この【MAG】を活用していますのでデザイン性や進化した機能、そしてブロガーが1番気になるアクセスアップに欠かせないSEO的な観点について、徹底検証してみようと思います。
MAG(tcd036)
デザイン性について
トップからフッターまで一切手抜きのない洗練されたデザイン
【MAG】はコンテンツ重視のブロガー向けのテーマなだけあって、不要な飾りを排除し洗練されたデザインがコンテンツ(画像や文章)を惹き立てます。
ナチュラルなマウスオーバーアクション
マウスオーバーアクションもただ色が変化するだけではなく、大げさすぎない自然な動きでブログに訪れたユーザーをもてなします。
実際のデザインやマウスオーバーの動きについては【MAG】のデモサイトで確認してみてください。
4つのレイアウトから選択できる拡張性の高いテーマ
ブログのレイアウトは実はとても重要です。
活版印刷術の創始者であるグーテンベルクは、人の視線の流れにはパターンがあることを発見し、現在でも印刷物やWEBでもアルファベットの【Z】や【F】のように視線が流れるレイアウトが活用されています。
これをブログに置き換えて考えると、ファーストビューはZ字のように視線を動かし、記事ページではF字のように視線が動くことを意識したレイアウトを考えることで、回遊率(1ユーザーのアクセス数)や収益アップに繋がります。
そして【MAG】は2クリックで任意のレイアウトに設定することが可能です。
レイアウト1
Zの法則やFの法則を考慮した場合、おすすめの記事や関連記事を右サイドバーに表示させることでブログ内の回遊率を高めるため、アクセスアップを狙いたいブロガーに適しているのが、この右サイドバーのレイアウトです。
レイアウト2
商品販売やアフィリエイトなどで記事コンテンツ内にキャッシュポイントを置く場合には、左サイドバーにすることで収益性を高める効果が期待できます。
レイアウト3
複数の商品(商材)バナーを配置したいアフィリエイターに人気の両サイドバーのレイアウトも実装可能です。
レイアウト4
記事数が多く、複数の寄稿者によって運営するマガジンメディアなどに適したレイアウトです。
このレイアウト変更機能は運営後もいつでも変更可能です。
まずはアクセスアップを望み《レイアウト1》を採用し、収益性を高めたいと考えた際に《レイアウト2》に変更してテストしてみたり、記事数が増えてきたら《レイアウト4》にするといった使い方もできるので”拡張性“に優れています。
ワンカラムの販売(オプトイン)ページ
【MAG】には、固定ページにも4つのオリジナルレイアウトテンプレートが用意されていて、《サイドコンテンツを表示しない》にチェックをすることで、ワンカラムのランディングページを作ることができます。
この機能を活用することで、運営情報や会社概要ページはもちろん、商品販売用のランディングページや、メルマガ登録用のオプトインページも作成することができます。
ウィジェットで簡単プロフィール設定
【MAG】には、簡単にプロフィールを設定することができるウィジェットが用意されています。
ブログの印象にマッチするデザインのプロフィールが作れるので、セルフブランディングにも役立ちます。(※もちろん不要であれば設定しなければ表示されません。)
マウスオーバーアクションが選択できる
記事一覧などのマウスオーバーアクションは好みに合わせて、3つの動き(エフェクトなし)から選ぶことができます。
レスポンシブデザインの切替選択が可能
現在では、スマホユーザーが多くなりGoogleもモバイルフレンドリーを推奨していることから、レスポンシブデザインは必須になっています。
しかし、会社や地域コミュニティー、サークルなど一般公開しない会員制サイトなどで、スマホ検索に依存しないブログを運営する場合には、チェックひとつでレスポンシブデザインを利用しない設定も可能です。
ソーシャルボタンのデザイン選択
ブログ記事の拡散に貢献するソーシャルメディアボタンは、5つのデザインから好みのものを選択することができます。
パターン.1
パターン.2
パターン.3
パターン.4
パターン.5
充実のTCDオリジナルクイックタグ
最近のTCDテーマではおなじみですが、オリジナルのクイックタグが充実しています。記事投稿画面から簡単に小見出しのデザインができたり、枠で囲ったり、画像を横並びにすることができます。
アクセスアップに必要な4つの要素
しばし「テーマを変更したらアクセスが上がった(下がった)」といった話題が上がることがあり、特に初心者の場合「SEO対策されているテーマを使いたい」と考えてしまいがちです。
しかし、SEOは対策するもではなく最適化することです。
それでは最適化とはいったいなんなのか?そしてブログのアクセスアップに必要な4つの要素とはなんなのか?を確認していきましょう。
1. WEB標準に準拠したコーディングがされているか?
Markup Validation ServiceでW3C標準に準拠しているか?を判定することができます。有料テーマでもエラー表示が出るものが多いなか、【MAG】はW3C標準の判定でも”ノーエラー“です。
2. 読者を惹きつけるデザイン的魅力があるか?
デザイン的魅力のあるテーマはやはり読者を惹きつけます。それは滞在時間やリピート率に繋がるだけではなく、コンテンツの説得力にも影響します。
TCDテーマは【MAG】に限らず、訴求力抜群のテーマをリリースし続けていますが「百聞は一見にしかず」なので、プロモーション動画を見てみてください↓
3. 検索者の求めている役立つ情報を提供できているか?
スリームデザインでは、公開後2年以上も上位表示し続けて1記事だけで39万PVのアクセスを集めている記事があり、現在ちょうど200記事で累計200万PVを更新しています。
しかし、その一方で全然アクセスのない記事も存在します。
これはやはり”検索エンジンで上位表示するかどうか”は、テーマうんぬんではなく、記事の1つ1つが「検索者の求めている役立つ情報を提供できているか?」に依存するということの裏付けになるでしょう。
今回の【MAG】は、運営当初から私が愛用している「Blog press」の進化版の位置づけになるので、有益な記事を投稿していけば必然的にアクセスアップも期待できますね。
4. ナチュラルな被リンクの獲得
以前は、SEO対策として自演の被リンクを送るような手法がありましたが、現在では完全にスパム扱いになります。そこで重要なのがあくまでも”ナチュラルな被リンク“です。
Googleは「Twitter や Facebook ソーシャルシグナルを検索順位に利用していない」と明言していますが、ブログ(ブログ記事)が知られていない状態では、被リンクが付くことはありません。
記事がSNSで拡散され多くの人に認知されることで「このブログ面白いよ!」「この記事役に立った」といった感じで他のブログなどで紹介され、ナチュラルな被リンクを獲得することができるので、やはりソーシャルでの拡散も重要な要素になります。
これらをまとめると・・
【WEB標準に準拠したコーディングがされているデザイン的魅力のあるテーマを選び、多くの人に拡散してもらえるような有益なコンテンツを作る努力を怠らない】
ということが、アクセスアップに必要な要素だということですね。
初心者でも【MAG】のデザイン性を活かす3つのポイント
TCDテーマは、デザインのクオリティが高いゆえに採用する画像を適当に選んでしまうと、せっかくのデザインを持て余してしまうことがあります。
なので、最後に初心者でも簡単に自分のイメージに合うブログにすることができる”3つのポイント“を解説します。
1. アイキャッチ画像を選ぶ
自分のイメージに合うクオリティーの高い(センスの良い)素材サイトから画像を選んでアイキャッチ画像に採用しましょう。
風景系 | 女性向け |
![]() | ![]() |
Unsplash | GIRLY DROP |
2. ブランディングロゴを設定する
TCDテーマは、テーマオプションからロゴをアップロードすることができます。ブランディングしたいロゴマークをデザインして設定しましょう。
3. コンセプトカラーを決定する
アイキャッチ画像を設定して、ロゴのアップロードが完了したら、テーマオプションからブログ全体のコンセプトに適したカラーに変更しましょう。
【MAG】のバリエーションイメージ
このように、【MAG】のようなベースデザインが整っているテーマを使う場合には、アイキャッチ画像、ブランディングロゴ、コンセプトカラーの3つのポイントを押さえるだけで、自分のイメージに合うブログが完成します。
視線の動きを考慮した洗練されたデザインや、アクセスアップや収益性などブロガーのあらゆるニーズに応え、メディアの規模や運営方針の変更にも柔軟に対応することができる拡張性を備えた【MAG】の詳細はこちら↓