ブクマ必須!見ているだけでPhotoshopスキルが磨かれる感性豊かなテクニック動画のまとめ
テクニックとは、単なる技術のことを指すのではありません。
頭の中で描く世界観を形にしていく際、どのような機能を使うのか?もしくはどのような機能を組み合わせればその表現が可能になるのか?というアーティストの独自のアイデアからもたらされるものです。
そのため、Photoshopの名称をすべて覚えたり、すべての機能を把握することに時間をかけてしまうよりも・・
アーティスト達の感性に触れながら彼らのアイデアを記憶の中にストックしておき、自分が作品を作る際にもその技術を活かし、独自のアイデアへと昇華させることができたときに、格段にPhotoshopスキルが磨かれていきます。
動画を見ているうちに自分が創ってみたい作品のイメージが湧いてくると思うので、そのインスピレーションが薄れてしまう前に、1つ作品作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
浮遊感のある空間表現
出典:Arun Kumar
別の写真から女性を切り抜き、もともと1枚の写真であるかのような自然な合成をするための色彩やコントラストの調整(9:20~)が参考になります。
また、部屋と女性、両方のレイヤーにかかるように、最前面に光のテクチャーを配置し、描画モードをスクリーンにする(10:28)ことで、より自然になじませるような工夫が見られます。
テキストのエフェクト表現
出典:Tutorials Junction
テキストをちりばめる際のブラシの活用方法と設定の仕方(3:05~)が、活用できるテクニックとして参考になります。
また女性の顔レイヤーにクリッピングマスクを作成(5:28)している部分が、この動画の1番のポイントですね。
3D効果のイメージ表現
出典:Photoshop Tutorials
モノクロ写真のレイヤー効果(0:28)から、チャンネルのBとGのチェックを外しRのみにして赤いレイヤーを作り、複製して今度はRをはずし、BとGにチェックをしてエメラルド系のレイヤーを作り、双方を横にずらすことで、あっという間に3D効果のイメージを表現しています。
個人的には”描画モードを変更して表現している”と思ったのですが、変更せずに完成できることが知れました。
レトロ感のあるコミック表現
出典:Photoshop Tutorials
アメリカンコミックにありそうなドット調の表現は、フィルターのカラーハーフトーン(1:56~2:25)の調整がポイントです。
また、黄色いべた塗りレイヤーを作成(5:14)し、描画モードを乗算に変更し、不透明度を調整することでレトロ感を演出しています。
ビンテージポスターのような表現
出典:Andrei Oprinca
切り取り、合成、色彩感覚、レイアウトバランスなどクオリティの高いアーティストの感性やデザイン技術が(ノーカットで?)学べます。
グラデーションの活用方法(49:18~)や、油彩フィルターのかけ方(1:02:07~)など、随所でプロフェッショナルなスキルが活かされています。
映画のワンシーンのような表現
出典:Photoshop en Español
ベース背景の準備や合成作業の細部への意識から、作品へのこだわりを感じることができます。
背景が黒の光画像は、描画モードをスクリーンに変更(53:27)することでオーラーのような表現を可能にしています。
雰囲気のある世界観の表現
出典:rafy A
ドレス姿の女性と海のど真ん中という素材を組み合わせることで、日常では起こり得ない雰囲気のある世界感を演出しています。
グレーの新規レイヤーを作り、描画モードをソフトライトに変更し、必要な部分に焼き込みツール&覆い焼きツールで強調していく作業(6:15~8:23)は、独自のレタッチテクニックのように感じます。
調整レイヤーによる感覚的な最終調整は、経験の多さを物語っていますね。