【感動】広告っぽくない動画のクオリティが高すぎて・・色々な意味で学べるCMのまとめ
従来のCMと言えば、ロゴマークを前面に押し出し、ブランドイメージに合うモデルや芸能人、スポーツ選手などを起用し、いかにブランド認知に繋がるか?が重要視されていました。
しかしここ数年、消費者の広告に対する抵抗感を減らすために、ブランドロゴの表示するタイミングや見せ方を工夫し、動画などのコンテンツを通してブランドや企業イメージを想起させる、ブランデット・コンテンツに取り組んでいる企業が増えています。
Google調査から判明!スキップされにくく、広告想起率・ブランド認知度が高い動画広告のクリエイティブとは? movie TIMES
ここでは、見る人の心を揺さぶる確かなコンテンツがあり、何度でも見てしまうようなブランデット・コンテンツを3つまとめてみました。
Dove
出典:dovejp
【美しい】と表記された扉と【平均的】と表記された扉があったとしたらどっちの扉を開けて通るだろう?
「もうあきらめているからかな?」「あなたこっちでしょ」って言われてるみたいで…それとも、それってそう思い込んでるせい? / あんまりいい気持ちしなかった…だって自分で自分を「平均的」にしちゃってるから
この動画は、美しいと書かれた扉を開いた瞬間、もしくは美しいと書かれた方を通ると決めた瞬間に、背筋が伸びて笑顔になり、宣言した通りの美しい女性の姿を映し出しています。
とってもいい気分だったわ。自分は「美しい」って宣言するみたい。 / 今度鏡を見たら、そこに「美しい」自分がきっと映ってる。
自分のあるべき姿とは、自分以外の誰かが決めることではなく、自分自身で宣言することによってセルフイメージが書き変わり、そのとおりの姿になるように表情や行動に変化が表れ、内側から作り出していくものなのでしょう。
勇気を持って宣言することの大切さを学ぶことができます。
Pampers
出典:PampersJapan
仕事における努力は目に見える形として評価されますが、子供が育っていく過程は当たり前のように思ってしまいがちです。
しかし、その当たり前の日常は、誰かの努力によって支えられているということにあらためて気づかせてくれます。
元気に育ち笑顔をくれる子供と、子供を守ってくれた大切な人へのひと言、感謝の言葉を口にすることができれば、不安に過ごしていた日々や、自分を犠牲にしてきた日々が、ほんの少し報わるのかもしれない。
Valspar
出典:Valspar Paint
世の中の約5%の人に色覚異常があるそうです。「色がない生活を想像することができますか?」「でも、色はすばらしい体験で、人々はおそらく当たり前のことと考えているんだ」
私にとってごく当たり前のように見える色でも、「そこに何もないということなのです。」と表現しているように、認知できないということは”ない”のと同じことなのでしょう。
せわしない日常を駆けずり回っているときや、時間を持て余してただぼんやりとやり過ごしているとき。また、自分にとって都合の悪いことばかりに焦点を当てているときや不安に押しつぶされそうなとき。
私たちの見えている世界はひどくくすんでいます。たとえ恵まれた、正常な色覚を持っていたとしても、こころの在り方ひとつでグレーな世界を映し出してしまうのかもしれません。
本当はどのような景色を見たいのだろう?不都合なことが多い今だからこそ‥
- デザインをするときのように
- 好きな洋服を選ぶときのように
- はじめて訪れた土地を歩くときのように
もっともっと目を凝らして色彩を感じ、感性を揺さぶられるような発見をしていきたいと感じさせてくれます。