Reviewer (TCD026)から学ぶアフィリエイトの比較サイトにおけるデザインの役割についての考察

しばし「アフィリエイトサイトでデザインなんて重要ではない。」という主張や、「アフィリエイトで収益を上げるためにはデザインが重要だ。」といった意見がありますが、いったいどっちが正しいのだろう?
そのような無駄な議論に終止符を打つかのような、Wordpressテーマがリリースされました。
Reviewer (tcd026)
アフィリエイトの比較サイトやランキングサイトに最適なReviewer (tcd026)の ⇒ デモサイトを見て、それでも、「デザインは重要ではない」と主張できる人がいったいどれだけいるだろう?
アフィリエイトサイトは見た目が簡素でいいの・・?
「デザイン技術がない人でもアフィリエイトで結果を出すことができる」という意味で、「デザインは重要ではない」と主張しているなら、私も同意するのですが・・
しかし、アフィリエイトブログを運用する一番の目的は収益を上げること、そこに”無駄な装飾は不要“だという意味での、「デザインは重要ではない」という主張の裏には、本心を隠している場合が多いように感じます。
そんな主張をしている時点で、”デザインの役割を理解していない”と公言してしまっているようなものですし、そもそも見た目がバタ臭い簡素なつくりのサイトが良いわけありません。
きっと自分で最適なデザインにする裁量が無い(もしくはイメージがわかない)だけで、実はデザインの重要性にはうすうす感づいているというのが本音でしょう。
デザインとは考えを視覚化することである :ソウル・バス
デザインとは単なる視覚や感覚のことではない。デザインはどのように機能する(動く)かだ。:スティーブ・ジョブズ
デザインするということは、それに機能を超える意思を持たせるということだ。それがなければただの設計にすぎない。:アイシェ・バーセル
普段生活をしている中で、視界に入るもの、手に触れられるもの、人の手が加えられて創られたほぼすべてモノは”デザイン”されており、例えば歯ブラシ1本、ストレスを感じることなく使用することができているのなら、それは最適なデザインが施されているということ。
もちろん、視覚によってユーザーの感性に入り込む、ウェブサイトやブログ、アフィリエイトサイトも例外ではありません。議論するまでも無くデザインは重要な要素です。
私は、クライアントのサイトでデザインを入れ替えただけで売り上げが倍増した経験をしていますが、事実それがデザインの可能性です。
デザインの役割を考えることが重要
私たちは、デザインが重要かどうか?ではなく、アフィリエイトサイトにおける”デザインの役割“は何んなのか?を考えることが重要なのです。
例えば、ファッションやコスメ、メンズブランドなどの比較サイトを作ろうとした際、簡素なものにするのではなく、コンテンツが際立つような洗練されたデザインにする必要があります。
ここで、逆説のような話になりますがデザインによってコンバージョンを上げようとすることは無謀だということを、しっかり理解しておきましょう。
アフィリエイトを目的としたサイトのデザインの役割は、コンバージョンを上げるのではなく、ユーザーの離脱を最小限に抑えることで結果的にコンバージョンを保つという考え方です。
簡単に言ってしまえば、ファッションやコスメ、メンズブランドの商品を扱っているのに、流行とは対極にあるバタ臭いサイトのランキング評価をいったい誰が信頼して参考にするのか?という視点を持つことが大事なんですね。
コンテンツに最大限のエネルギーを注ぎ込むために
私自身、執拗にデザインに凝り固まっていた頃、まるまる1ヶ月、時間にして200時間くらいかけて作り上げたアフィリエイト目的の比較サイトが、ことごとく失敗した経験をしています。
その頃は、比較サイトを作るための最適なテンプレートがなかったので、自作するか、カスタマイズするしか方法が見つからず、コーディングスキルもままならないのに複雑なレイアウトを組んだり、テーブルを作ったりして、必要以上の時間をデザイン作業に費やしてしまっていました。
しかし、肝心のコンテンツはというと・・
販売サイトの文章をリライトして2~3行程度のオリジナル文を添えた程度のもので、今思えばそんなサイトが検索エンジンに評価されるわけありません。
Reviewer (tcd026)のページにも、そのことが記載されており、あらかじめ検索エンジン観点からも考慮された設計がされています。
ランキングページしかないランキングサイトはSEOの観点からも弱いものです。検索エンジン対策には、ブログなど役立つコンテンツが必要だからです。当テーマではブログはブログとして通常の投稿画面から更新が可能です
どれだけデザインに凝ったところで誰にも見られなければ、その役割を果たすことができません。
デザイン単体で売り上げが上がるのではなく、まず有益なコンテンツを用意して検索エンジンに評価されていくとき、徐々に多くの人の視覚に触れることでデザインの役割がフルに活かされてくるということです。
もし、当時の私がReviewerを活用することができ、無駄にデザインに費やした時間と労力をコンテンツに集中させることができていたら、明らかに結果(ここで言う結果は報酬額のこと)が変わっていたと思います。
あらかじめ決まったスペースに項目を設定したり、記事を入れていけば、高品質かつ短時間で良いサイトが出来上がります。テンプレートに頼ることで、作業の効率性が大幅にアップするので、一から比較サイトを作る場合にも、量産する場合にも「Reviewer」なしでは成り立たない。そういったツールにきっとなるはずです。
幸いなことにアフィリエイトで収益を上げるためにはコンテンツの質を高める、もしくは量を作ることでも可能です。
“テンプレートに頼る“という表現がありますが、まさにデザインスキルの無い初心者でもビジュアル面はもちろん、あらかじめマーケティング観点も考慮して設計された「Reviewer」に任せてしまえば、コンテンツに注力することもできますし、作業効率を上げて量産することもできてしまうということです。
いよいよhtmlやCSS、WEBデザインスキルが無くても、一流の企業やブランドショップ並みのウェブサイトを持ち、稼げるアフィリエイターが増えていく流れが生まれてきそうですね。