「就職先が見つからない・・」はもう古い、自己プロモーションで仕事を勝ち取ろう!

当時、東京の不動産会社を退職した私は、意気揚々と群馬にあるデザイン会社の面接に行ったのですが・・面接室に通され数分待っていると、あきらかに私よりも年下の男性3人、女性2人の計5人の面接官がズラズラと入ってきました。
「デザイン経験はどのくらいありますか?」と、聞かれた私は「いえ、実務経験はありません」と答えると、(何しに来たの?)と言わんばかりに5人が顔を見合わせます。
志望動機は何ですか?といった形式的な面接、というより尋問のようなやり取りが続き、数日後に不採用の通知が届いたことは説明するまでもありません。
そのときの屈辱的な苦い思い出は今でも記憶に残っています。
就職先が見つからないなら見つけてもらえばいい
その後の私は、日雇いアルバイトをしたり、フリーランスとしてデザインの案件を受けたりしながら生活をしていましたが・・
その経験を活かしブログで情報を発信するようになってからは、直接デザインの依頼が来たり、企業から広告の掲載をお願いされたり、出版社から連絡が来るようになりました。
就職難と言えど、企業はより一層優秀な人材を求めているので、個人でもブログやソーシャルメディアを活用しながら情報を発信していくことで、「就職先を見つける」のではなく「企業に見つけてもらう」ことが可能な時代です。
ただ、一言で優秀な人材と言っても、「誠実である」とか「素直である」とか「やる気がある」といった人間性はごく当たり前のことですが・・
企業が求めている人材とは、自分の給料や就業体系にしか興味のない人ではなく、まして以前勤めていた会社に不満を持っている人でもありません。
自社にどのような利益をもたらしてくれるのか?その”期待値”の高い人です。
自分の要望を伝えるのではなく企業メリットを期待させる!
世界一即戦力な男で有名な菊池さんは「この男、即戦力。世界一即戦力な男から人事担当者のキミへ」というページを打ち出して採用を勝ち取っています。
ページの内容自体は企業が採用することのメリットは一切書かれていませんが・・このページを作るという発想力や企画力(本人は元ネタのパロディーで作ったようですが)、行動力と、そのユーモアによって爆発的な認知を広げることに成功したわけですね。(採用に乗り出した企業は50社以上だとか・・)
今では、企業も自社メディアを持って優秀な人材を探し始めているように、求職者も自ら積極的に情報発信してプロモーションしていくことで、検索エンジンやソーシャルメディア経由で直接企業と繋がることができます。
AGENT (tcd033)
WordPressTCDテーマ【AGENT】は、企業側が求人採用する際に活用することができる専用のテーマですが、求職者が企業に向けたプロモーションに活用することも可能(むしろ最適)です。
企業メリットを打ち出すプロモーションページを持とう!
【AGENT】を活用した、求人採用ページの作り方(面接依頼フォームの設置の仕方)はこちらのページで解説してます。⇒ 動画解説
今やブログで情報を発信し、自己プロモーションしていくことで「うちに来てもらえませんか?」「いっしょに仕事をしませんか?」と声がかかってくることは珍しいことではありません。就職先が見つからない・・と嘆く前に、自ら仕事を勝ち取っていきましょう!