WordPressで個人のネットショップが簡単に作れるTCDテーマ【BLOC】の有効的な使い方

ネットショップを運営したいと考えた際に、いちから作ろうとすると数十万円の費用がかかります。
最近では BASE や Stores.jp など、簡単にネットショップを開くことができるサービスも出てきていますが、集客などのマーケティング視点を考慮すると、やっぱりWordpressで構築したいと考える人も多いようです。
ここでは、商品販売やECサイト、プロダクトの販促にも適した汎用性の高いWordpressのTCDテーマ【BLOC】を活用し、オンライン決済システム【SPIKE】(初期費用・月額費用も不要、月間売上が10万円まで無料)を設置する流れを解説します。
BLOC (tcd035)
WordPressのTCDテーマ【BLOC】は、集客に欠かせないブログ機能とは別に、商品(プロダクト)を魅力的に訴求することができる複数のレイアウトページ(ワンカラム)が用意されています。
そのため、↓このような販売ページが簡単に作れます。
販売ページの完成イメージ
TCDテーマBLOCで販売ページを作ってみよう!
まずはじめに、必要な画像を揃えておきます。(ここでは、テンプレート1を採用するので↓以下のサイズの4枚の画像を用意しておきます。)
販売ページは新規投稿ではなく固定ページで作成
管理画面の固定ページから新規追加します。
SEOを意識したタイトルを入力。たとえば、【ドレスコード プラチナダイヤモンドリング】といったキーワードで検索するユーザーを意識したタイトルを考えます。(このタイトルは大きく表示されません)
商品を魅力的に伝えるためには、「プラチナ何グラム」といった単なる商品説明をするのではなく・・
「ゲストの視線を集めます」といった、実際に身につけるシュチエーションを想像させたり、ストーリーを語ることで高揚感など湧き立たせながら、その商品を手にしたときに得られる潜在的ベネフィットを提示するように心がけましょう。
ここで、1度プレビューしてみるとまだタイトルが大きく表示されています。(キャッチフレーズを設定するとタイトルの表示はパンくずリストの小さい表示にのみになります。)
続いて、1200px / 600pxのアイキャッチ画像を設定します。
《テンプレート1》にチェックを入れて、商品のキャッチコピーを入力します。(キャッチコピーはSEOうんぬんではなく、ターゲットユーザーの感性にストレートに響く言葉を厳選します。)
そのまま下にスクロールして、600px / 600pxの3枚のサブ画像を設定します。
キャッチフレーズには【商品名】を入れておきます。
テキストエディタを選択し、《H5見出しb》をクリックすると1発でタグが入力されます。(TCDテーマにはあらかじめデザインされた小見出しが、クイックタグで実装することができるのでとても便利です。)
商品の【価格】を入力します。
《H4見出しb》をクリックして、商品説明文を入力します。ulタグやliタグを用いて素材や重量などの情報も入力。
オンライン決済のSPIKE
SPIKEは、アカウントを作成して簡単にオンライン決済がはじめられますが、販売者情報などを入力する必要があるので、あらかじめ特商法ページも作成しておくとスムーズです。
ここでSPIKEから購入ボタンのタグをコピーしてきます。
説明文の下に購入ボタンのコードをペーストします。
最後に、メタタイトルとメタディスクリプションを入力します。
プレビューしてみると、ちゃんと購入ボタンも表示されています。
ボタンをクリックすると、決済情報を入力するウィンドウが出ました。
これで販売ページが完成です!
販売ページの完成イメージ
個人のネットショップを成功させるために考えておきたいこと
以前は、ネットショップを運営しようと思うと、ECサイトのデザイン作成から決済システムの導入など、費用面でとても敷居が高い状況でした。
しかし文頭でも記載したとおり、最近では個人でも簡単にネットショップを開くことができるサービスも出てきましたが、実はネットショップを開く敷居は下がっても、売上を上げて利益を確保するのは難しいという状況はあまり変わっていません。
というのも、せっかくネットショップを開店しても・・
FacebookやツイッターなどのSNSで一生懸命告知したところで、決まったフォロワーや友人にしか情報を届けることができず、その商品を欲しいと思っている”見込み客”を集客することができないからです。
しかし、【BLOC】は、商品販売ページのほかに、通常のブログ機能も標準装備されているので、1つのブログで”商品販売”から”見込み客を集客するマーケティング活動”も可能です。
【BLOC】と、決済システムの【SPIKE】を活用することで、実質1万円弱でマーケティングに最適なWordpressでネットショップを構築することができるので、これからネットショップを始めたい人も、リスクが少なく挑戦することができますね。